人事からのメッセージ

~「誠実」をモットーに~

1949年6月創業の信濃音響研究所の時代から現在のフォスター電機に至るまで私たちは一貫して形のない「音」を創り続けてきました。

みなさんがすでにお気づきの通り「音」は目に見えるものではなく、それを創りあげることは容易なことではありません。

どのような「音」にしたいのか?どこで、どのように聴かれるのか?聴く人はどんな人々なのか?などをイメージしながらみなさんが聴いて心地良くなっていただけるようなものを実現していくのです。

これらを実現するためには私たちのお客様であるブランドメーカのご要望に「誠実」に向き合い、その声に耳を傾けることから始まるのです。それは私たちの主なビジネスはOEM(Original Equipment Manufacturer)だからです。

私たちが作る部品や、製品の多くはフォスターの名前でみなさんの前に姿を現すことはなく、ブランドメーカの名前でみなさんに使っていただくものです。

ブランドメーカの名前をお預かりするということは、自分たちの名前でビジネスを行うのと同じくらい、いや、それ以上にモノづくりに「誠実」に向き合うことが求められます。こうして私たちは自動車、スマートフォン、オーディオ、テレビなどの「音」を通じてみなさんと触れ合ってきたのです。

フォスター電機のこれまでとこれから

これまで私たちは音響機器のOEMメーカとして世界の様々なブランドメーカの「音」を預かってきました。それは多くの場合「音楽」としての「音」です。しかし、「音」は「音楽」だけでなく、生活の中には様々な「音」があります。

これからのフォスターはこれまでの「音楽」にとどまらず、より多くの可能性を求めて様々な「音」に挑戦していこうとしています。またお客様からもこれまで以上に多くのもの、様々なものを求められる時代になっています。
そんな時代だからこそ、より柔軟に対応できる人、積極的にチャレンジできる人が求められます。

みなさんはこれまで過ごしてきた中でいろいろな経験をしてきたでしょう。
そこから自分自身を見つめ直し、この先進もうとする方向を考えてみて欲しいのです。 それは決して輝かしい、人に自慢できるようなものでなくても案外ちょっとした経験からその方向が見えることだってあると思います。もしその方向にフォスターが見えたなら是非、私たちと一緒に進んで行きましょう。

社会人は学生時代と違い大変なことの方が多いと思います。仕事は自分の思い通りにはなかなかできません。理不尽なこと、納得いかないことを経験することもあるでしょう。それでも決して焦らず、腐らず、自分の目標や夢をもって一歩一歩進むことを止めないで下さい。就職はゴールではなく、スタートです。みなさんが悔いのない就職活動を送れることを祈っています。