中期事業計画
世界一の「音響」ソリューションパートナーを目指して
2025~2027年度の3年間の「新中期事業計画」を2024年11月に公表しました。
当中期事業計画では、モビリティ関連ビジネスとコンシューマ関連ビジネスを成長分野と位置付けています。市場における変革が未来社会に大きな影響力を及ぼすと予想されるこれらの領域で、祖業である音の技術、それを応用した振動技術を用いて、世界中に豊かで快適な空間・楽しさ・喜び・安心安全を提供します。

中期の目指す姿
- モビリティ関連ビジネスにおける新中期事業計画期間の自動車市場の予想成長率(約11%)を上回る中期売上高成長率の実現(20%以上の売上増加)
- コンシューマ関連ビジネスで、モビリティ関連ビジネスに次ぐ柱の育成
2027年度中期事業計画財務目標
売上高
1,500 億円
営業利益
90 億円
営業利益率
6.0 %
ROE
8.0 %
2027年度までの重点戦略
当中期事業計画では、モビリティ関連ビジネス、コンシューマ関連ビジネスにおいて以下の戦術を展開していきます。
- 1ターゲット顧客に対する車室内音場作りへの付加価値提案活動の継続とさらなる強化
- 2ブランデッド、プレミアムレベルにフォーカスした販売推進による搭載数の拡大と収益性向上
- 3OEM、Tier1向けの車室内スピーカ・車室外スピーカ・HMI用アクチュエータの展開
- 4EV 化に伴う市場変化に応じた新たなお客様ベースの構築
Beyond2025(新規長期収益基盤確立プロジェクト)における以下の3つの柱を構築
- 1ライフスタイル:パーソナルオーディオ
- 2ライフソリューション:生体センシングヘッドセット
- 3ライフエンハンスメント:アクチュエーター
コスト構造改革の取り組み
当社は、次のような具体的な施策を通じて、コスト削減と効率化を図ります。
①戦略的資材調達構造の最適化

- 取引先企業との協業によるVA効果の取り込み
- 取引先企業とのさらなる連携強化
- 重要部材の協業生産推進
②地産地消

- 中国拠点に続く、ベトナムや欧米拠点での主要部品の内製化促進
- ロジスティクスの改革:北米・欧州製造における在庫圧縮、ロジルートの最適化
③本社機能見直し

- 標準人員管理体制構築による組織効率性の向上
④技術・開発力の底上げと充実

グローバルな技術対応力の底上げ
- 効率的な設計開発の実現
⑤IT・DXによる業務効率化

製造経費・管理コストの圧縮
- 製造現場におけるIT/DX活用:スマートファクトリー
- AIならびに生成AIの戦略的活用
- 各種業務システムの再構築
⑥自動化・機械化

製造経費の圧縮
- 更なる自動化・省人化の推進による生産性向上
- 部品・プロセスの標準化
- 次世代スピーカ製造設備の開発
当社は、生成AIプラットフォーム「FaiS(FOSTER AI Sense)」を構築し、全社員が安心して活用できる環境を整備しました。要約・翻訳・画像生成など12種類の業務支援アプリに加え、「独自データ×RAG」による自社ナレッジを活用する仕組みを導入しています。
社員が生成AIを効率的に活用できるよう、複数回の研修実施および相談会の開催を行い、誰もが日常業務の中で自然に生成AIを活用できる状態を実現しています。これらの取り組みにより、創造性と業務効率の両立を可能とし、社内全体で年間約46,000時間の業務時間削減効果を見込んでいます。