「アジア太平洋地域気候変動リーダー企業 2025」に選定されました
フォスター電機株式会社は、英フィナンシャル・タイムズ社と独調査会社スタティスタ社が共同で実施した「アジア太平洋地域気候変動リーダー企業 2025」において、350社のうちの1社に選定されました。
「アジア太平洋地域気候変動リーダー企業」は、アジア太平洋地域で温室効果ガスの削減に大きく貢献しているリーダー的企業を選出するものです。今回の調査では、2018年〜2023年の売上高あたりのスコープ1・2排出量(自社の事業活動および購入電力に伴う排出)の削減率を主要な評価指標とし、加えてスコープ3排出量(サプライチェーン全体でのその他の間接排出)の開示状況、スコープ1・2の総排出削減量、CDPスコアなど、気候関連情報の透明性も含めて評価に反映されました。
当社は2021年に「2050年カーボンニュートラルの達成」を長期目標として掲げ、2022年度以降は各生産拠点に目標を設定し、毎年「CO2削減アクションプログラム」を推進してきました。 製造プロセスにおけるエネルギー効率の向上、省エネ設備の導入、太陽光パネルの設置、再生可能エネルギー由来の電力の使用、物流ロケーションの最適化による輸送距離の削減など、積極的な取り組みを進めてきました。 また、各拠点毎のベストプラクティスを他拠点に展開する協力体制を構築し、こうした目標や取り組みについて社内での理解を促進しています。その結果、削減効果は年々現れており、近年では2024年度に、2025年度の中期環境目標である「スコープ1・2:2018年度比30%削減、スコープ3:同3%削減」を前倒しで達成することができました。
今後も、当社の強みである音響技術、材料開発力、製造技術を活かし、製品の開発・提供を通じて社会課題の解決に取り組むとともに、持続可能な未来に向けた価値創出を加速してまいります。