フォスターグループの環境対応の取り組み
本社社屋の取り組み
「昼光利用照明制御」「外気導入冷房システム」「氷蓄熱空調システム」「ダブルスキン」等による環境負荷低減技術を採用しました。昼間電力のピークカットやクールビズ・ウォームビズの推進、昼食時の館内消灯、また全館LED化を推進し、電力使用をさらに抑制しています。2024年10月から、再エネ発電所の電力であることが認証された
電力※を使用し、本社で消費する電力はすべて再生可能エネルギー由来となりました。
- ※非化石証書(再エネ指定)を用いた、実質再生可能エネルギー100%および二酸化炭素実排出係数をゼロとする電力

国内における電子マニフェストの導入
マニフェスト(産業廃棄物管理票)とは、排出事業者が自ら排出した産業廃棄物について、排出から最終処分までの流れを一貫して把握・管理することができる仕組みであり、それを電子化したものが電子マニフェストです。この導入により、事務処理の効率化を図ると共に、データの透明性を確保し、不法投棄を未然に防止し、排出事業者としての処理責任を果たすことができます。一元管理することで法令順守強化にも繋がります。現在、定期的に排出される産業廃棄物は運用を開始していますが、不定期排出物を含め、100%電子化を目指し運用を継続しています。
水資源の有効活用
当社はスピーカの音質を決める上で最も重要な振動板を自社で生産していることが、強みの一つです。しかし振動板に使用する紙製の部品を製造する工程においては、紙の原材料を水に分散させた材料を抄く“抄紙工程”が必要であり、大量の水を使用します。本社および番禺工場(中国)では、排水の再利用の検討を長年かけて進めており、2025年3月末の時点で抄紙工程で使用する水の60%に再生水を使用し、資源の有効活用をしています。
また、排水の再生化プロセスの中で回収した紙の原材料についてもリサイクルの検討を進めており、サブパーツに該当する紙リング等への採用を進め、廃棄材の6%を再利用しました。今後は、衣類等で進められている廃棄材の再利用を参考に廃棄材を使用した振動板等への採用や、さらなる廃棄材料を削減するアクションを進めます。



温室効果ガス(GHG)排出量削減(Scope1&2)
現地の規制やお客様からの要請、加えてフォスターグループ環境方針・CO₂削減アクションプログラムに基づき、限りある資源を効率的に活用するため、さまざまな取り組みを行っています。また、拠点間でベストプラクティスを水平展開する等、協力体制を構築しながら、その目標や削減活動を、全社員に展開し推進しています。
当社では、気候変動への対応として、再生可能エネルギーの利用を促進しています。2022年から中国の河原工場、ベトナムのバクニン工場に太陽光パネルを設置しています。また、オフィスでの再生可能エネルギー由来の電力の使用やグリーン電力証書の購入によりCO2排出量の削減に取り組んでいます。今後も再生可能エネルギーの導入を進めてまいります。


設置された太陽光パネル

温室効果ガス(GHG)排出量削減活動(Scope3)
中期環境目標にScope3削減目標「2030年までに2018年比15%削減」を掲げて目標達成を目指して活動しています。
Scope3に占める割合が最も高いカテゴリー1(購入した製品およびサービス)を削減するため、2023年度から仕入先様の協力を得てエネルギー使用量調査を開始しています。2024年度もこの調査を継続し、調査結果に基づいて仕入れ先様とミーティングを行い実態把握を実施しています。また、仕入れ先様に対してサステナブル調達説明会を実施し、サステナビリティに関する最新動向と今後の方針、CO2削減目標とエネルギー使用量調査のご協力をお願いしています。
カテゴリー4(輸送、配送(上流))に関しては、2024年度より物流領域の専門業者によるGHG排出量算定、削減支援サービスを導入しました。現行の物流管理システムのデータを使用し、算定頻度も増やすことにより、具体的な削減ポイントや変化点を効率的に見える化できるようになりました。今後は、対策を打つことにより改善を進めていきます。