VOICES 12

変化する社会と フォスター電機をつなぐ サステナビリティ推進部

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BACKGROUND

世界中の人々が共通の目標として取り組んでいる「サステナブルな社会の実現」。
大手欧米企業との取引が活発なフォスター電機も
2009年に「CSR推進部(現サステナビリティ推進部)」を発足し
会社全体のサステナビリティ水準を引き上げています。
日本では、まだ手探り状態の企業が多い中
先陣を切ってこの課題に取り組むフォスター電機の社員が
どのような思いでグローバル社会の要求に応えているかを語ってもらいました。

  • CHENGDONG SUN

    孫 成東

    グローバルコーポレートサポート本部
    サステナビリティ推進部
    サステナビリティ推進課 課長補

  • YOKO HIGUCHI

    樋口 洋子

    グローバルコーポレートサポート本部 
    サステナビリティ推進部 部長

  • HIROKO SATO

    佐藤 裕子

    グローバルコーポレートサポート本部 
    サステナビリティ推進部 
    環境マネジメント課 課長

グローバル社会の要求に応え
会社の社会的評価向上につなげる

樋口

サステナビリティ推進部では幅広いESG(環境、社会、ガバナンス) の領域で、顧客・ESG評価機関からの調査や監査への対応、サステナビリティ情報開示、統合報告書の作成、環境マネジメントシステムの推進などを行っています。自社マテリアリティの策定や進捗確認も行っており、その一貫となる指針立案・他部署の活動促進にも関わっています。

樋口

近年、サステナビリティ関連の指標は投資家やパートナー企業から見た「企業の評価」と密接に関わっています。フォスター電機の社会的な評価向上につながるので私たちの取り組みも、重要な役割を担っていると考えています。

早くから持続可能な社会を
意識してきた私たち

私たちの現状として、求められているサステナビリティの要求には応えられていると考えます。というのも、欧米は日本よりもサステナビリティへの意識が進んでいることから、大手海外企業との取引が中心の弊社も2009年ごろから高いレベルを求められてきました。国内企業の中でもいち早く取り組みを進めてきたため、結果につながっているのだと思います。

弊社では、グローバル生産拠点での労働環境確認と管理、サプライチェーンの面では、クライアント監査の対応などの支援を行い、会社全体のサステナビリティ水準を引き上げています。ここ数年は特に活発に動いており、それに伴って2021年に「ESG経営宣言」を制定し、会社としてサステナビリティ推進体制を強化しています。

難易度の高い
サステナビリティ関連の
要求にも応えることで、
事業活動を通じた
社会課題の解決に貢献

佐藤

今は日本でも、2050年目標のカーボンニュートラルに向けた取り組みなどが注目されていますが、海外顧客の中には前倒しで計画を進めている会社も存在するため、早期の段階で「中長期CO2削減目標」を定め、削減に向けた取り組みを加速しています。近年は環境負荷の低減など、難しい要求が増えていますが、2009年からサステナビリティ推進部が中心となり活動を続けてきたからこそ対応できていると思います。

佐藤

全社でもCO2削減や環境配慮製品の開発による環境負荷低減など、能動的な取り組みも行っていますが、サステナビリティ推進部は、グループ全体の活動を統括し、サステナビリティ体制の強化と推進に努めています。

長期目標の達成と
社会の発展に貢献する
先進的な存在へ

樋口

サステナビリティ推進部は、今後も目覚ましい変化を遂げる社会とフォスター電機をつなぐ立ち位置で顧客のニーズに応え、長期目標で掲げている世界一の「音響」ソリューションパートナーになるべく貢献していきたいと考えています。私たちは、これからも世界が目指す「持続可能な社会の実現」に向けての対策を率先して進めていく先進的な存在でありたいです。